Construction method工法について
標準貫入試験
- 標準貫入試験は、もともとアメリカで杭の打込みの深さを調査するためにレイモンドサンプラー打込み試験として1920年代から用いられていたものであり、テルツァギーが試験方法の標準化について提案し、改良されたものについて、標準貫入試験と呼ばれるようになりました。
日本に導入されたのは1951~1953年頃であり、始めはテルツァギー・ペック(terzaghi and peck1)のテキストブックに示されているような他の土質常数との相関が、日本の地盤でも適用できるかどうかが確かめられ、ほぼ満足できることが検証され、1961年(昭和34年)にJISA-1219に「原位置における土の硬軟、締まり具合の相対値を知るためのN値を求める貫入試験」として規定されました。
サウンディングと異なり、試験時に土を採取することが出来るという非常に優れた特徴を有しています。
また、ボーリングマシンにより作られた孔を利用し、孔内横方向載荷試験等もできます。